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私達はこれまで主に知的障がい児(者)を対象として自律生活支援機器(タイムエイド・コミュニケーションエイド・就労支援システムetc.)の開発と販売に関って参りました。この過程で自律支援システムと同等の重みをもってその人らしくイキイキとした日常生活を得る可能性を求めた“こころのリラクセーション”について様々な試みと実験を2001年来継続して来ました。このプロジェクトを「Cozy project」と称し現在愛媛大学と香川大学で実用化を目指した取り組みをしています。
「Cozy project」は、ユニバーサルデザインのモデルとして子供から高齢者まで障害の有無に関わらず心地良さと楽しさを体験できる「積極的快適環境」(遊びの空間)を“利用者のニーズにマッチングした環境創出”を理念とした開発を継続中です。 以下に具体的な活用事例を報告します。
- ’06年より
知的障害児通所施設にて「Cozy Room スタンダード型」をコアとして「シャボン玉」「万華鏡」「OP-Light」「メールストローム」等を活用し“こころのリラクセーション”の実証中。
- ’07年5月より
支援学校−小学部にて「Cozy Room スタンダード型」をプレイルーム内に設置し、「OP-Light」を中心として“遊びの空間”の活用の是非を検証。
’08年4月より 「Cozy Room スタンダード型」を「Mini型」2基に置換える。
この理由は、子供達自身の選択を評価すると「キラキラ輝くモノ」「動きのある遊び道具」「何も無くて中が暗くできる室」(この場合は自分の好みのモノを持って入り静かにくつろぐ)等その環境は人により様々でそれに沿った室と道具の用意が必要と判明したため。 尚、1基は「OP-Light」をメーンとする“光の室”、もう1基は「音」、「香り」、「好みのモノ」等の選択余地を持たせる室とした。
- ’07年より
支援学校にて「Cozy Room Mini型」を授業に取り入れ評価する。
- ’08年2月より
台湾 台北市内「Occupational Therapy Clinical Center」にて「Cozy Room スタンダード型」を設置し、主に自閉症児の療育活動に活用する。
「OP-Light」他様々な機材を用いた評価実験中。
このように実証と実用を併行し活用中であります。結果は逐次公開して行きます。
環境全体をトータルに「積極的快適環境」としてコーディネートすることが「Cozy project」です。Interactive性を重視し利用者が能動的・主体的に環境に適合し相互作用することを基本Conceptとしています。
これまでの取り組みの中で派生商品とし完成したものは以下の通りです。
- 音声(声の発生困難な人は代替スイッチを用いる)により
“シャボン玉を発生”させることが出来る 「Cozyx® シャボン玉」
- カラーセラピー効果を求めた“大型万華鏡”
「Cozyx® セルスコープ」
- 100本のファイバーが緩やかなスピードで変化する美しい“カラーイルミネーション”
「Cozyx® OP-Light」
これまでの「Cozy project」の開発過程で得られた「快適さ」とは“リズムの同調”=“不規則性の心地よさ”ということが1つのキーワードとして捉えられます。
つまり“波長が合う”“雰囲気が良い”ということが多くの人々に「快適」という“こころのリラクセーション”につながるのです。
| 例えば |
“音”→風鈴などに代表される。 |
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“色”→万華鏡などに代表される。 |
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“形”→シャボン玉などに代表される。 |
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“香”→アロマテラピーなどに代表される。 |
「Cozy Room」の中でちょっとした工夫をすることにより興奮や緊張状態を高める交感神経の活動を弱くして“リラックス活動脳”を得ることも可能となるでしょう。 |